世界のアート情報サイトとアートマガジン10選

アート思考

アーティストを目指す人、アート業界で働きたい人にとって、世界のアート情報にアンテナをはりながら勉強することは必要不可欠です。特に、日本だけでなく海外での活動を視野に入れている人にとって、有益な情報が手に入りやすく知っていて絶対に損はないサイトとマガジン10選を紹介します。

Artsy

https://www.artsy.net/articles

Artsyは、世界最大のアートECサイト、ポータルサイトで、インターネット上で4,000のギャラリーから100万点以上の美術作品の写真検索や、購入ができるサイトです。世界中のギャラリーや美術館でコレクションされている絵画、彫刻、写真、現代アート等がオンライン上で閲覧可能となって、直接ギャラリーに問い合わせて購入交渉ができます。アーティスト向けというよりは、ギャラリーや美術館がバイヤーと繋がりを作ることのできる場として多く利用されています。

Art net

http://www.artnet.com/

Art netは1995年よりアートをオンライン上で売買するためのプラットフォームとして、オークションや展覧会など、あらゆる分野の最新アート情報を提供しています。アートの世界をより深く理解したい人や、商業的な側面を深く知りたい人には最適なアート情報サイトの一つです。Art net Newsでは、毎日多くの記事が掲載され、主要な出来事や情報がいちはやく入手できます。Artsyと同様に、アーティスト個人の活動場所としてではなく、ギャラリスト、美術館関係者とバイヤーのコネクションが築かれる場として人気があります。

Art Observed

http://artobserved.com/

ニューヨークに拠点を置くArt Observedは、世界の文化の中心地と言われるニューヨークから現代アート情報をレポートするサイトです。新しい展覧会、オークション、トレンド等の短い批評をし、ニューヨークの視点から見たグローバルなアートニュースを提供しています。

短文記事が満載で、最新情報を知りたいけど、長文の記事を読む時間がないという人には、おすすめです。

Art space

https://www.artspace.com/

アートをオンラインで販売するための場として、Artspaceのマガジンコンテンツは、アートコレクターとアーティストの両方を対象としています。

アートにかける保険へのヒントや、コレクションをする価値のある作品についての情報収集もできます。また、世界でトップのキュレーターによるアートニュースや専門家の意見を常にキャッチすることもできます。

Art Forum

https://www.artforum.com/

Artforumは、1962年の設立以来、現代アートの最前線で活躍する人気のプラットフォームで、新しいアーティストの発掘や、最新のアートニュースを入手するのに最適な場所となっています。新しいキュレーターから、美術館の最新情報、アート論争や暴挙など、多岐にわたって幅広い情報を得ることができます。

さらに、アートガイドでは、世界中の都市のアートギャラリーのリストが常に更新されています。海外に行く予定の方、自分の街の展覧会情報を確認したい方におすすめです。

Frieze

https://www.frieze.com/

マガジンやアートフェアで有名なFriezeは、インタビュー、レヴュー、対談等の記事を楽しむことができます。現代アートやカルチャーに特化したブランドとして、世界中でアートフェアを開催していることでも有名です。

Friezeのサイトでは、アート、デザインの本や展覧会のレビューに加え、多様な時事情報についてのレビュー記事を見つけることもできます。また、文化的なトピックに関連した政治的な最新情報も満載で、アート界での主要なイベントの全貌を得ることができます。

レビューの高い展覧会を調べたいのであれば、このマガジンを参考にすれば間違いないでしょう。批評家ガイドセクションには定期的に投稿があり、様々な都市の展覧会を推薦しています。

Juxtapoz

https://www.juxtapoz.com/

このアート&カルチャーブログは、世界中で開催される展覧会や、新しい平面作品を中心に情報を得たい方にお勧めのブログです。頻繁に更新される記事は、展覧会の概要だけでなく、レビューの詳細やインタビューも掲載されています。

また、写真や映画、絵画、イラストレーション、ストリートアートなど、様々な分野の新しいアーティストを発見するのに最適な場所でもあります。アートとデザインのポッドキャストであるRadio Juxtapozでは、聞きながらアート情報を収集することもできます。

Art basel

https://www.artbasel.com/

この老舗アートフェアは、年間を通して常にイベントを開催しているわけではないですが、ウェブサイトの中の「ストーリーズ」セクションで最新情報を得ることができます。他のアートブログとは異なり、ここでは動画に力を入れています。

アーティストスタジオ、ライフスタイルや作品を紹介するショートビデオを通して有名なアーティストの裏側を知ることができます。それぞれのビデオには簡単なテキストが添付されているので、都合に合わせて読んだり聞いたりすることが可能です。また、パネルディスカッションの映像もあり、アート業界全般をより深く勉強したい人には非常に有益なサイトとなっています。

Aesthetica

https://aestheticamagazine.com/

Aestheticaは、様々な分野の革新的なクリエーターについての記事が掲載されているマガジンで、アート界、デザイン界の著名なトピックが様々な視点から議論され、サステナビリティ、デジタル倫理など、アートに関連した問題提起が問いただされていることがよくあります。

写真、映画、インスタレーション、アート、デザイン、建築などの分野を問わず、見る人のインスピレーションを満たし、お気に入りの展覧会を見つけやすい情報が多く記載されています。

Aestheticaの意味は『美学』で、すっきりとしたミニマルなロゴと、その時々のトレンドにあわせたウェブデザインがセンス良く作られています。また、選び抜かれた美的感覚の高い画像がホームページ上で閲覧でき、センスの良さが他との差別化をはかっています。

Artnews

https://www.artnews.com/

このマガジンでは、アート界の最新情報が掲載され、1902年に創刊されて以来、世界で最も広く流通しているアート雑誌であり、世界中の読者に愛されています。

ARTnewsは、アートの世界を形作るすべてを発信し、幅広いトピックをカバーしています。最新のニュースはもちろんのこと、アートマーケットやトレンド、イベントなどの記事も随時掲載されています。

2015年にARTnewsに買収された、1913年創刊の「アート・イン・アメリカ」では、アメリカを中心とした今日のアートやカルチャーシーンの最先端の洞察を見ることができます。この月刊誌では、アクティビズムからテクノロジーに至るまで、時事的な問題を取り上げるのと同時に、世界のトップミュージアムやデザインミュージアムの最新情報を得ることができます。

以上が世界のアートサイトとマガジン10選でした。

私たち日本人にとって、英語や外国語での情報収集は抵抗がありますが、ここで紹介したサイトには目新しい洗練された作品写真も多くあります。興味がわいて調べていけば、英語への抵抗が少しずつ減っていきます。まだまだ他にもいろいろなアートサイトやマガジンがあるので、積極的に情報を取り入れ、幅広い視野でアート業界の情報を掴んで自分を磨いていきましょう。

世界から見た視点や情報を知り、勉強をしている人ほど、必然的にコミュニケーションスキルも上がり、評価をされるようになります。世界を舞台に活躍できるアーティスト、キュレーター、コレクターを目指して、日々勉強していきましょう。