「全ての人に英語が必要だ!」
「話せないより話せた方がいい!」
ということは何度も聞いて頭痛いですよね。もちろん英語は話せた方がいいです。
しかし、海外でアーティスト生活をしている中で、そこまで英語も第三ヵ国語の話すスキルはいらないと感じています。
この記事が英語を理由に足踏みしているアーティストに届くと嬉しいです。
英語は話せなくても生きていける

海外を経験した多くの人が英語は必須だと強くメッセージを残されています。
しかし私が海外で生活する中で、英語がないと生きられないと感じたことはありません。
いくつか理由を挙げてみようかと思います。
作家の多くは孤独につくる
美術家は基本的には孤独と向き合うとも言われています。
多くの画家や彫刻家は一人でものをつくっていると思われていますし、実際そうだと思います。
これは作家と言われる人が「我の表現」をすることが美術表現であるという歴史と習慣から来ています。
その時間は海外にいようと日本にいようと絶え間なく自問自答をするわけで、話す相手はいらないでしょう。
英語ができても作品は売れない
基本的に作品をつくった後は自分で売り込むか、ギャラリーなどに任せるか、です。
自分で売り込むことができるレベルの英語ができたとしても、外国に行ってコレクターに会えたとして、売り込んでも作品が売れる可能性はほとんどありません。
初めの頃は、売買につながるケースのほとんどがギャラリーや推薦してくれる人が携わってます。そういう場合はその人たちがあなたと購入者の間に入り助けてくれます。
やりとりの多くはテキストベース
コロナウイルスの影響もありますが、外国人と顔を合わせてコミュニケーションする機会は稀です。多くの場合はメールやSNSなどテキストのやりとりが多いです。
そういう意味では話す聞く、より読み書きが重要です。様々なことのリサーチやコンペ、助成金の申請に英語が必要です。
読み書きはGoogle翻訳、deepl翻訳など様々なツールがあります。
それらを使えば乗り越えられると思いますし、日本で勉強しているよりは英語の上達が早いと思います。
【まとめ】英語を話せなくてもいい
芸術家に限らず多くの人が英語のスキルに不安を持っていると耳にします。
しかし言語で足踏みし、海外にでないのは非常にもったいないです。
英語は話せた方がいいです。しかし必須ではありません。
そして翻訳機の発達などにより、これから言語は勉強せずともコミュニケーションが取れる時代が近づいてきています。
もし、言語のみでつまづいているようでしたら、一足とびに外国にいかれることを強くお勧めします。以下の記事に海外で留学方法などをまとめていますので、ご参考になれば幸いです。
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