クリエイター必見、アイデア発想方法と思考法

Brainstorming Articles in Japanese

今回はアイデアの発想方法についてご紹介します。 前回、クリエイティビティにとって大事な7つの習慣 で、アイディアが浮かびやすくなる7つの習慣を書きました。

今回アートサバイブログでも採用していて実際に役に立った思考方法について、5つの方法を紹介していきます。

 

【アイディア思考法1】ブレインストーミング

知名度が高い発想方法ですね。アメリカのアレックス・F・オズボーンによって発案された方法です。

ブレインストーミングは以下のルールをもとにアイデアを出していきます。

  1. 批判をしない
  2. 自由に発想する
  3. 質よりも量を優先する。
  4. アイデア同士を結合させる。

 1から3はよくわかると思うのですが、4について少し解説します。

 ブレインストーミングではただ思ったことを出し続けるだけではなく、出たアイデア同士を結合させたり他人の意見に便乗することも推奨されています。 

そうすることでアイデア一つ一つがより濃密なものとなっていきます。

 ブレインストーミングで出たアイデアをKJ法などで整理するとさらに面白いアイデアが立体的に見えてきますよ。詳しくは前回の記事「アイデア整理方法」をご覧ください。

 

【アイディア思考法2】特性列挙法・SCAMPER法

この方法は新しいアイデアを考えるというより、持っているアイデアをより発展させるための方法です。

以下9つの問いをもとにアイデアをより濃密にしていきます。

1.Substitute (代用)・・・何かで代用できるものか?

2.Combine(結合)・・・他のアイデアと組み合わせられないか?

3.Adapt(応用)・・・過去のアイデアや他のアイデアから応用できるか?

4.Modify(変更)・・・今のアイデアから色や形状など変更できるところがないか?

5.Magnify(拡大)・・・規模を大きくしたり、何かを加えることができないか?

6.Put to other purposes・・・今のやり方、アイデアを別の目的に使えないか?

7.Eliminate(削除)・・・余分なもの、ことはないか?

8.Reverse(逆)・・・逆転の発想はできないか?

9.Rearrange(再構成)・・・今のアイデアをよりよく実現できる方法はないか?

 上記の質問は作品制作費や制作後の保管場所など大事なことに絡んできます。

 

【アイディア思考法3】ランダムインプット

Inputing

特定のテーマを決めずに手当たり次第情報を集めてみる。テーマを決めないことで普段とは違うアイデアが出るかもしれません。

他の思考法をする前に、ある程度時間を決めてやってみる。それから他の思考法をやってみるのがいいと思います。

 

【アイディア思考法4】投票・ハイライト法 

まず始めにいくつかあるアイデアに点数をつけて順位付けする。その順位が高いものを重点的に深掘りして考えていく方法です。

例えば、複数人でアイデアを出しているとき、それぞれバックグラウンドがあり、出てくるアイデアの内容は変わってくると思います。たとえそれぞれのアイデアが良くても全てを実現できない事がほとんどではないでしょうか。 

そういった時に順位づけると明確に行動順序ができるため、悩みを断ち切ることができます。

どれがベストか選択肢を迷う時などを複数人で考える時にも使えます。

 

【アイディア思考法5】PMI法

PMI-outputs

 PMI法とは、

プラス(PLUS)

マイナス(MINUS)

興味(INTEREST)

 のそれぞれの頭文字をとったもので、あるアイデアをそれぞれの視点から評価することで、新たな視点やアイデアを発見するものです。

実際にやってみて、あまり乗り気ではなかったことが、思った以上にプラスのことが多く、逆にやる気が出てきたり、やろうと思っていたことがあまりプラスにならないということが判るなど、アイデアを客観的に自分を見て整理できたような気がします。

今回紹介した思考法をもとに出たアイデアは、こちらの記事で紹介している方法で整理するとよりアイデアを深化できます!

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