アーティストなら知っておくべき!作品のクオリティーを左右する額装の仕上げ方と東京のおすすめショップ5選

アートストラテジー

こんにちは! 

今回は額装について詳しく解説していきたいと思います。

アーティストにも、作品のコレクションをしている人にとっても額装とは作品の保護と空間の演出をしてくれる大切な役割を担ってくれています。

それがたとえ写真であろうと絵画であろうと額装の役目は変わりありません。

展示を観に行く方はご存知だと思いますが、写真と絵画の額装は全然違いますよね。

ということで、今回は写真の額装を詳しく解説していきたいと思います。

額装について

写真の額装は3つの構造になっています。フレーム、ガラスまたはアクリル、そしてマットです。

1 額・フレーム

フレームには主にアルミや木が使用されていることが多いです。それらによって横からの衝撃を写真から守ってくれます。

2 ガラス・アクリル

ガラスやアクリルは正面からの衝撃や水分などから写真を守ります。

最近ではガラスよりも軽く、仮に作品が落ちても割れにくいアクリルを使うことが多くなってきています。

展示する際には反射も気になってくると思います。その場合には低反射率の高いものを選ぶか、もしくはガラスを抜き取ってしまうこともあります。でも長い期間作品を飾られる方にはガラスやアクリルを入れておくことをおすすめします。

3 マット

マットは写真とガラス・アクリルが密着するのを防ぐ為にあります。また湿度調節をしてくれます。写真は水分にとても弱く、湿度が多いと曲がっていきます。マットは空気中の湿気を吸ったり、乾燥してきた時に水分を出して、適度な状態に保ってくれる役割があります。

なので長期的な保存を目的として作品を額装する方にはマットを入れるのをおすすめします。


ですが絶対にマットを入れなければ、いけないという訳ではありません。そのようにしたい場合はお任せする店舗に確認してください。

マットが2種類の加工方法があることはご存知ですか?

 ・オーバーマット

 ・ブックマット

この2つはご自分の予算と手段で2つの方法を選んでください。

①オーバーマット加工

マットボードという厚紙(2mm)に窓を開け、直接テープで固定する加工です。

A4サイズ以上はプリントの波うちを防ぐため、プラスで裏打ちシート加工をすることをおすすめします。

②ブックマット

表に使うオーバーマットを1枚用意します。そして写真の下に敷くマットボード(アンダーマット)を用意し、写真をコーナーポケットを使って固定する加工のやり方です。

保存と展示の両方面から考えられた加工方法です。 

この際に使用するコーナーポケットには PPマウティング・コーナーもしくはピュアガードでコーナーを作ることをおすすめしましす。この2点も写真の保護をしてくれます。

ピュアガードは様々な場面で保護に適しているので便利だと思いますよ!

  • マットの幅・余白について

マットの幅って迷いますよね?

大体は7cm幅が一般的です。それより広いとエレガントにもみせることだってできます。

さらに考えないといけないのは写真の余白です。余白を活かすかそれとも断ち落とすか様々な方法があります。それはその時のコンセプトなり展示風景でお考えください。
ご自宅や店舗に飾る方には余白をがっつり出してサインなんて見せても素敵ですね。

もしわからなくなってしまった、迷ってしまったという方には専門の方に一度相談されるのもよろしいかと思います。自分の作品って見えてるようで見えていないものですからね。

額のレンタル

学生のうちなどいつ展示するかも分からないのに大量の額を買い揃えるって大変ですよね?

そんな方には東京都内ではありますがオススメのレンタルショップをご紹介します。

ですがレンタルなので仕方がない事ですが、フレームやガラスに傷が入ってることがあります。お店なので酷いものは外してくれているとは思いますが、レンタルする際には一点一点傷などを確認してください。

「Roonee247 fine arts(https://www.roonee.jp)」

*ポイント*

額は1枚からでもレンタルできますが、ここはレンタルギャラリーが併設されている場所です。なのでルーニィの展示場でご利用の方にはサイズ関係なくレンタル代1枚につき550円で利用することができます!!

サイズ関係なくだなんてとっても太っ腹ですね。これを機にとても大きな作品に挑戦してみるのもいいですし、展示会場が…とか、展示するお金が…とか悩んでいた方にも挑戦がしやすい場となっていると思います。

(ここは私が学生だった頃にゼミでグループ展を開催したところ一つです。優しいご夫婦でギャラリーを経営しており、在廊中も和気藹々と楽しく過ごしていました!)

「写真用マットとフレームの専門店 金丸真株式会 (http://www.kanamarushin.co.jp/rentalframe/)」

*ポイント*

様々な割引があります!

;レンタルフレームの早割 *期間限定

もし3ヶ月~1ヶ月以上前に決まってる方でしたらおすすめですね。

;レンタルフレーム・ボリュームディスカウント

10枚以上の方でしたらこちらの店舗がお勧めかも?!

60枚までディスカウントしてくれています。

さらにここはレンタルフレームをご利用後、そのまま買い取ることもできます。その場合レンタルフレーム代金をお値引きしてくださるそうです。(使用時の同サイズ、ご購入枚数分)

  

この2店舗はマットも同時注文するようでしたら割引してくださいます。

ただし他店も含めレンタルフレームは基本的にアルミの黒・シルバーの限定になっているところが多いです。

もしそれ以外のカラーや木製を使用したい方は買取やオーダーになります。

つづきましては額装のオーダーをご紹介いたします。

額装のオーダー

「株式会社 フレームマン(http://frameman.co.jp/frame.html)」

*ポイント*

アルミフレームから木製のフレームはもちろんのこと、写真のパネル加工やフォトアクリル、ラミネート加工と様々な加工を任せることができます。

額装以外にも頼みたい方にはおすすめです。

「NADAR(https://g-nadar.net/about/about_nadar/)」

 *ポイント*

ここはルーニィと同じレンタルギャラリーです。ですがルーニィとは違いここは額装だけではく他の加工もしてくださいます。

さらにここは企業の広報活動向け写真コンテストや、写真教室、講師手配、撮影ツアー等をの企画/運営をしています。また写真展などのコーディネートもお手伝いもしてくださるそうです!

「POETIC SCAPE(https://www.poetic-scape.com)」

*ポイント*

ここもルーニィ・NADARと同じようにギャラリーが併設されています。ですが他のご紹介したギャラリーとは異なり、ここはアーティストが所属しているギャラリーとなっております。

フレームの種類、カラー、太さ、マットの質感、アクリルの種類と様々な相談ができ、洋服を試着するように様々なサンプルを用いて、最終的な額装のイメージを一緒に探ってくださいます。これは額装を担っている柿島貴志さんの大切にしている事の一つです。

*額装をご相談したい場合は完全予約制となっておりますのでご注意を!

(ここは私がチェコに来る前にインターンをさせて貰っていた所です。コロナのこともあり、あまり顔を出せていなかったのですがとても穏やかな空間でした。

とある作家さんの、額装の相談を目にしたことがあるのですが、写真の雰囲気やコンセプトを元にスピーディーに決めていってました。その時はコンセプトを元にマットを一般的なものとは違くしていて観ていてとてもワクワクしていたのを未だに思い出せます。)

お店の情報や状況は毎年変ります、今はコロナ期間もあるので店舗にお問い合わせてください。

まとめ 

今回は写真中心に額装の様子を書いていきました。

基本的に写真の額装はシンプルですが写真の中身と展示風景によっては額を自分オリジナルに仕上げる人もいます。カラフルな布を巻いたり、色を塗ったり、中にはガラスや貝殻を貼り付けて作品を飾っている人もいます。 

額装することでその場の空間変わりますし作品も長持ちします。慎重に決めていってください。納品されてくる時が楽しみですね!